Vol.43 中目黒 サクラ散策

いつも京王井の頭線を利用していても、降り立ったことがない「駒場東大前」駅。
今回はここからスタート。時間はちょっと遅目の夕方15時。狙うは夕暮れのライティングされたサクラたち。

と、さっそく本日最初の猫を発見！
こちらが声をかけても耳を貸さず、ひたすら前を向いて歩いて行ってしまいました。

おっ？

別の道からも猫が現れ、みな同じ方角に向かっていくので、こちらも一緒にあとを追いかけてみました。

どうやら猫の集会の時間のようで、また別の方角からきた猫と、先ほどの猫は挨拶を交わしていました。
なんか微笑ましい時間帯に遭遇できたようで、思わず歩みを止めて何枚かシャッターを押してしまいました。

目黒川到着

思わず時間を使いすぎてしまったので、少し早足で目黒川へ。
この日は平日にもかかわらず、多くの花見客が通りを埋め尽くしていました。
思い思いにカメラやらお酒やらを持って行き交う人たちを横目に、こちらもその間を縫うように下流へ歩いてみます。

撮影定点箇所

目黒川では、必ず定点で写真を撮る場所があります。
春だけなく、夏、秋、冬と季節ごとにここで写真を撮っているのですが、今年もまず1つめの「春」の写真をパシャリ。

なくなってしまったカフェ

もう1つ、目黒川にくると必ず寄るのが目黒川沿いのカフェ。
川側が一面ガラス張りになっていて、ソファー席でお茶をいただきながらサクラを眺める。
それがいつもの楽しみだったのですが・・・。

なんと、お店の前まで行ってみたら、数日前に閉店した旨の張り紙がされいて大ショック。

結局隣のカフェに入り、ちょっと洋風な雰囲気の店内で、チーズケーキをいただきながらひと息。
しかも、カフェ側の目黒川のサクラはまだ咲いておらず、窓の外もちょっと淋しいお茶のひとときになってしまいましたが、ケーキは美味しかったです。

夕暮れ

カフェをあとにして、目黒川をさらに下流へ。

東京共済病院をすぎる頃には空もキレイな夕暮れです。
だんだんと目黒川の両脇につづくサクラ並木にも明かりがともされ、定時を過ぎたサラリーマンたちもワイワイとお酒やら食べ物を持ち寄って宴会が始まる姿がちらほら・・・。

そんな楽しそうな姿を横目に見ながら、あちこち写真を撮っているうちに、陽はあっといまに沈んで空は黄昏色に染まってきます。

本日、最後の1枚。
JR目黒駅にほど近い目黒新橋からの目黒川。

橋の欄干にカメラをおいて開放で撮影してみました。
桜並木のライティングと、黄昏の空の色が神秘的に写りました。満足満足。

本当ならここで「一杯！」と行きたいところですが、ガマンして目黒駅から帰宅して今回の散策は終了しました。